アストロズ・バーランダー 「右肩の問題」で調整が数週間遅れる

日本時間2月15日、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)は「右肩の問題」によって調整が通常よりも数週間遅れていることを明らかにした。クラブハウス内でメディアの取材に応じたバーランダーは「今は予定よりも少し遅れている。もう40歳で、25歳のときと同じように身体が動くわけではないから、本当に慎重にならざるを得ない」とコメント。重症ではないようだが、シーズン開幕に影響するかどうかは現時点では不明となっている。また、J・P・フランスも右肩の炎症の影響で調整が遅れているようだ。

バーランダーによると、オフシーズン中にキャッチボールを行った際、右肩に違和感を覚えたため、投球プログラムを中断せざるを得なかったという。「僕はいつも、幸運にも故障なく調整を始められる人間だった。でも、今回は違う。少しペースを落とさなければならなかったんだ。僕の調整スケジュールはいつもタイトだ。少しペースを落としたことで調整が遅れてしまっている」とバーランダー。ただし、ジョー・エスパーダ監督は「心配していないよ」と楽観視しているようだ。

フランスはキャンプイン2週間前に行った最後のブルペン投球の際、右肩に違和感を覚えたという。MRI検査を受けた結果、右肩に炎症があることが判明した。「1日1日、少しずつ進めていきたい」とフランス。「無理はしないようにしている。1週間くらいで治るようなケガを数ヶ月単位のものに悪化させたくないからね。少しずつ、ゆっくり進めていこうと思う」と語った。

アストロズはルイス・ガルシアとランス・マカラーズJr.が開幕から故障者リスト入りすることが確定しており、バーランダー、フランバー・バルデス、クリスチャン・ハビアー、ホセ・ウルキディ、ハンター・ブラウン、フランスの6人から5人を選んで開幕ローテーションを形成する見込み。もしバーランダーとフランスの両方が開幕に間に合わない場合、先発投手が不足した状態で開幕を迎えることになる。

なお、バーランダーはメッツと結んだ2年契約が今季限りで終了。今季140イニング以上を投げた場合、来季の年俸3500万ドルが保証されることになっており、右肩の状態がバーランダーの投球イニング数にどのような影響を与えるか注目される。

The post アストロズ・バーランダー 「右肩の問題」で調整が数週間遅れる first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.