三山ひろしさんの新譜『恋…情念』について、ご本人にお話を伺いました。
チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け！
三山さんが新たな歌世界に挑戦した新曲『恋…情念』に込めた思いや、三山さんがハマっている晩酌の楽しみ方、20周年に向けた今後の目標など、たっぷりと語ってもらいました。
ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『恋…情念』のPRをお願いします。
今回の新曲『恋…情念』は、恋の障壁に出合ってもなお燃え上がる女性の思いを描いた1曲です。
――新曲『恋…情念』の第一印象を教えてください。
今までにない新しい世界観を持った作品を頂いたと思いました。どちらかというと、三山ひろしといえば、山や川、故郷など温かいイメージがありましたが、今回は女性の情念がテーマなので、全く違う世界にチャレンジしていて緊張しています。
――新たな歌世界にチャレンジした心境はいかがですか？
今回は三山ひろしの新境地で、今まで女性の燃える思いみたいな作品を歌ったことはありませんでした。初めてなので、皆さまにどういうふうに伝わるのか非常に楽しみです。
――歌唱の注目ポイントはありますか？
ノンブレスで歌い上げるところが1カ所あります。「♪限りある いのち燃やして」からつながるノンブレスの部分が、一番感情豊かに皆さまにお届けしている部分です。そこに注目をしていただきながら、そして歌っていただきたいと思います。
――レコーディング時の裏話を教えてください。
実は今回、原文彦先生と弦哲也先生に頂いたこの作品を歌っていて、レコーディング中に涙がポロっと出ちゃったんです。まさか涙を流すとは思っていませんでしたが、それほどまでに深い女性の愛情というものや、詞の世界を感じました。ですから、カラオケで歌われる方も思いの丈が出てきて、思わずポロっと泣いてしまうかもしれませんので、ハンカチは必須ですね。
――ミュージックビデオ撮影時の裏話を教えてください。
やはり女性の思いを体でいかに再現しようかと、いろいろと撮り方を考えていただきました。気持ちが伝わるかどうかというところがポイントだったので、私の表情や手の仕草が見どころになるのかなと思います。そして、後ろで踊ってくださっている女形の岡本京太郎さんの美しい舞にも注目をしていただきたいと思います。
――カラオケのポイントを教えてください。
1つの小説を読んでいるかのような気持ちで、主人公になりきって歌うというのがポイントの1つです。男性の方は、女性になりきって思いをのせて歌っていただいて、女性の方は女歌ですからそのまま自分の好きな人を思い浮かべながら歌っていただくのがポイントです。
――カラオケではどのような曲を歌いますか？
やはり長編歌謡浪曲ですね。“1人ミュージカル”ですから、1人でずっと演じ歌うことができます。だいたい1曲につき15分ぐらいありますし、1人でカラオケする時には誰にも邪魔されることはなく、誰も文句を言わない、好き放題で長編歌謡浪曲の世界を楽しめます。これは最高ですね！
――演歌漫画「三山ひろし物語」について教えてください。
私の半生を描いていただいている漫画「三山ひろし物語」が絶賛配信中です。自分の生まれた時から今日までの話を取材していただき、漫画にしていただきました。自分で読んでいても、思わず胸が熱くなる作品ですので、ぜひ「三山ひろし物語」に触れていただきたいと思います。
――漫画を読むのは好きですか？
私も漫画は好きで、昔はいろんな漫画を読んでいました。コロコロコミックとかありましたね。懐かしいですね！「ダッシュ！四駆郎」を見て、ミニ四駆を買った思い出があります。モーターを変えて、速いミニ四駆にしました。そうすると、自分で追いかけられなくなって、川に落ちて使えなくなっちゃったという思い出があります（笑）。
――最近ハマっていることは何ですか？
私は趣味がたくさんあって、なかでも最近一番ハマっているのは落語ですね。落語というのは非常に勉強になりますし、1つ1つのお話で感動もできます。そして音が何もない中で、お話だけで魅了しなければいけないという難しさもあり、やはり日本の三大話芸のうちの1つ、落語という世界に魅せられています。
――今年の目標と挑戦したいことを教えてください。
2024年は、15周年が終わってまた16年目からスタートということで、20周年に向かって、一生懸命頑張っていきたいと思っています。今年、気合いを入れてお届けしたいのは、「落語歌謡」という、私の好きな落語の世界と歌をミックスさせた新しいジャンルを、皆さまに受け入れていただけるようにしっかりとコンサートなどで披露させていただいて、お聞きになっていただきたいと思います。なかなか見応えがありますよ！ぜひよろしくお願いいたします。
――好きな食べ物は何ですか？
何でも食べられますが、あたるのはカキぐらいですね。カキはおいしいですが、あたるんですよ（笑）。おいしいのを知っていながら食べられないという、切なさや苦しさを感じています。やっぱりおいしいものはたくさんありますが、自分で作って食べるというのが好きなので、1人焼き鳥をします。1人で串打ちをした後に、一人用の七輪でチリチリ焼きながらビールを飲む！最高です（笑）！
――ひとりで食事をすることが多いですか？
みんなで食べようと思って作りますが、だいたい1人で食べていることが多いですね。というのも、ディテールにこだわりすぎるからだと思います。焼いている時間、そして備長炭が赤く燃えている姿を見て、じっくりと焼くのが好きなので、子どもは待ちきれないですね。だからどっかに行っちゃうんです。気がついたら私1人だけっていう…（笑）。ま、いいじゃありませんか（笑）。
――歌手としての今後の目標を教えてください。
私が目指したい歌手の姿というのは、“初心忘るべからず”で、子供のときになぜ歌が歌いたいのかということを考えた時に、やはりお客さまが喜んで笑顔になってくれるという、皆さんの笑顔が見たいというのが、私の初心です。これからも皆さんが笑顔になっていただけるように、コンサートにお越しになったお客さまが何かお土産を1つでも2つでも持って帰ってもらえるような、「今日は楽しかったな」と言っていただけるような一瞬や、時間を作り出すというのが私の仕事ではないかと思っていますので、それをしっかりとできるように、これからも頑張っていきたいと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
三山ひろし、これからも一生懸命頑張ってまいります。15周年が終わり、16年目、そして20年に向かって一生懸命頑張ってまいります。皆さんの期待を気持ちいい方に超えていけるように、しっかりと頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
放送情報
放送チャンネル：CS放送チャンネル銀河
放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=23620
三山ひろし『恋…情念』ミュージックビデオ
三山ひろし『恋…情念』
発売中
品番：CRCN-8623
価格：￥1,500（税込）
【収録曲】
1.恋…情念（作詞：原文彦／作曲：弦哲也／編曲：猪股義周）
2.雲（作詞：日野浦かなで／作曲：弦哲也／編曲：猪股義周）
3.恋…情念（オリジナル・カラオケ）
4.雲（オリジナル・カラオケ）
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