三菱「トライトン」発売 雪山、ラリー仕様車もお披露目 遊びの達人も待ち望んだ世界戦略ピックアップ

三菱自動車は14日、都内で新型「トライトン」発売記念イベントを行った。同車はタイで生産され、150カ国以上で販売されている世界戦略車だ。日本国内では12年ぶりの発売となる。

新型トライトンはすでに2023年7月からタイで発売が開始されている。同年12月に日本での発売が公表され、中村達夫副社長によると、すでに1300台以上を受注しているという。

イベントにはタレントのヒロミが登場。トライトンのブランドアンバサダーに就任することも発表された。スノーボード、ウエイクサーフィン、クレー射撃などさまざまな遊びに精通し、DIYを超える大工仕事も手がけるなどトライトンを使うにはうってつけの存在。「ブランドアンバサダーは相思相愛、運命じゃないかと思う」と胸を張った。先代のトライトンが気になっており、新型ももちろんネットでしっかりチェックしていたという。「このデザイン、かっこよくね」と「BEAS TMODE」と名付けられたワイルドな見た目に注目。「自分なりに『こうやったら』というのが想像できるんですよ」とカスタムにもやる気をみなぎらせていた。

トライトンは全長5360mmで、トヨタのハイエースワゴンやハイラックスなどとほぼ同じ。それでも最少回転半径は6.2mと運転しやすさも兼ね備えている。カラーは「ヤマブキオレンジメタリック」「ホワイトダイヤモンド」など6種類。この日のイベントでは雪山仕様のコンセプトカー「スノーシュレッダー」、「アジア・クロスカントリー・ラリー(AXCR)」仕様のレプリカ車も展示された。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・澤田 英延)

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