創立60周年を迎えた「長良グループ」が2月9日、東京・台東区の浅草公会堂で「長良グループ創立60周年記念 NAGARA FESTIVAL “NEXT STAGE”」を開催した。
故・長良じゅんが1963年に長良事務所を設立してから、2023年で長良グループが創立60周年を迎えたことを記念して行われた同コンサート。出演者は、ささきいさお、グッチ裕三らベテラン勢をはじめ、演歌歌手の田川寿美、水森かおり、若手歌手の岩佐美咲、はやぶさ、辰巳ゆうと、中野みやび、若手俳優の財木琢磨、村上愛花、有沙 瞳、磯部杏莉の全12組。演歌・歌謡だけでなく幅広いジャンルでの活躍が期待される、長良グループ所属のタレントが一堂に介した。
開演前には取材会が行われ、水森は「先輩方が歩いてこられた長良グループを私たちでもっと盛り上げたい」、田川は「令和の時代に合った演歌・歌謡曲で歌好きの皆さんに元気になっていただけるような歌を伝えていきたい」、辰巳は「（長良グループの）70年、80年と、もっと力になれるよう成長していきたい」と意気込みを語った。
さらに水森は、同グループ所属で現在活動休養中の氷川きよしとのエピソードを披露し「LINEをよくしています。変な画像…というか、面白い画像がいっぱい送られてきます。番組もよく観てくれていて、いろんなリアクションを送ってくれます」と明かしていた。
約1000人のファンが詰めかけ満席となったコンサートでは、長良グループとゆかりのある楽曲の「カバーコーナー」をはじめ、若手俳優らによる「ポップス・ミュージカル」、最新曲を披露する「新曲コーナー」など、多彩なコーナーでファンを魅了。「カバーコーナー」では、辰巳が城みちるの『イルカにのった少年』、岩佐が山田真二の『哀愁の街に霧が降る』、水森が雪村いづみの『青いカナリヤ』などを披露した。中村玉緒や現在療養中の山川豊、氷川きよしからの手紙が朗読された後、若手歌手の辰巳が氷川きよしの『きよしのズンドコ節』を、続けてはやぶさが山川豊の『アメリカ橋』を歌唱する場面もあった。
コンサートの終盤には、田川が『下田の椿』、はやぶさが『赤坂レイニー・ナイト』、辰巳が『星くずセレナーデ』、水森が『三陸挽歌』を披露して「新曲コーナー」を盛り上げた。
最後には長良グループ有志20人でコロナ禍の2020年に配信した楽曲『明日はいい日』を出演者全員で合唱し、全33曲の見どころ満載のステージは盛況のなか幕を閉じた。
出演者 コメント
田川寿美「60周年の約半分、32年在籍させていただいていますが、その間でも時代はどんどん変化しています。今の令和の時代に合った演歌・歌謡曲で歌好きの皆さんに元気になっていただけるような歌をみんなで頑張って伝えていきたいと思います」
水森かおり「演歌の歌い手の皆さんとご一緒させていただく機会は多いですが、なかなかお会いすることのない俳優班の皆さんとも、同じステージに立たせていただけるのがすごく刺激的で、ささきさんとグッチ裕三さんの重鎮に支えていただいて楽しいひとときになると思います。先輩方が歩いてこられた長良グループを私たちでもっともっと盛り上げていけたらと思います」
ささきいさお「僕が事務所に入ったのは22年前ですが、その頃は演歌が90パーセント以上でした。でもいまは色んなジャンルの方が増えて、若手がどんどん色んな方面で活躍されているので僕もうれしいです。これからますます長良グループは多方面で活躍されるのではないかと期待しています」
グッチ裕三「僕は30年ぐらいお世話になっていますが、在籍以降、テレビ局のプロデューサーやディレクターがものすごく感じ良くなって、気を遣ってくださっています（笑）。本日は60周年おめでとうございます」
岩佐美咲「私はソロデビューをさせていただいて13年目になります。60周年という歴史からするとほんの一部だとは思いますが、長良プロからお話をいただかなかったらソロデビューもなかったのではないかと思いますので、感謝の気持ちでいっぱいです。もっともっと歌手として活躍して恩返しできるようになりたいと思います」
財木琢磨「僕は所属して11年目になりますが、大先輩の方々と同じステージに立てることがすごくうれしく、楽しみにしていましたし、光栄です。今日はいっぱい楽しみたいと思います」
辰巳ゆうと「60周年という節目の年に立ち会えたことをうれしく思います。事務所の皆さんと、ジャンルを超えてステージに立てることもうれしいですし、また70年、80年ともっと力になれるよう成長していきたいと思います」
はやぶさ・ヒカル「はやぶさは今年デビュー13年目に入らせていただきます。デビュー当時から先輩方やスタッフに本当に愛情をもって大事にしていただき、ここまで来させていただきました。今日の60周年の舞台では感謝の気持ちを歌に込めて、一生懸命歌わせていただきます」
はやぶさ・ヤマト「長良グループ創立60周年のステージに立てたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも長良グループの一員として、志高く誇りをもってヒカルと二人で頑張っていきたいと思います」
磯部杏莉「私は昨年の11月に所属させていただいたばかりですが、今日は大先輩方と同じステージに立てることを光栄に思っています。長良グループの新しい風になれるように精いっぱい歌わせていただきたいと思います」
有沙 瞳「私も昨年の11月に宝塚歌劇団を卒業して、所属させていただきました。幼い頃に演歌が大好きで、TVやCDで見て聴いていた素晴らしい先輩方とご一緒させていただけることを本当に幸せに思います。これからも精いっぱい頑張りたいと思います」
中野みやび「事務所の大先輩の皆さまと同じステージに立たせていただいて本当にうれしいです。先輩方に追いつけるように、これからも精いっぱい頑張っていきたいと思います」
村上愛花「長良グループ創立60周年おめでとうございます。私は長良グループに所属して5年になりますが、今日は初めてお会いする先輩方が多くてとても緊張しています。リハーサルのときにすごくやさしく見守ってくださり、今日は楽しもうと思っています」
西寄ひがし「表舞台に出られる唯一の裏方が歌謡ショーの司会者だと思います。60年の伝統と歴史、そして伝説の歌手の皆さんの名曲を、いまを生きる歌手の皆さんがカバーで歌われますが、その曲の紹介ができることを本当にうれしく思っています。今日は村上愛花さんと司会をさせていただきますが、顔の大きさの違いに驚愕しています（笑）。お客さまに楽しさが伝えられるように、一生懸命MCを務めさせていただきます」
＜あわせて読みたい＞
水森かおりがニューシングル『三陸挽歌』をリリース！ 「すごい歌ができたと感動のあまり、涙ぐんでしまいました」
辰巳ゆうとの『星くずセレナーデ』、再びオリコン週間シングルランキングTOP10に返り咲き 本人コメント到着！
オフショット公開！！辰巳ゆうとレギュラー番組「ゆうと王子の大冒険」 ＃２９華麗なビリヤード技！トリックショットに挑戦！
