4000年前の縄文時代も活用 「アケビのつる」でかごづくり いにしえの暮らしに思いはせて 盛岡市

太古からの知恵に触れ、昔の人々の暮らしに思いをはせようと、15日、盛岡市で縄文時代の技術を使ったかご作り教室が開かれました。

この体験学習会は、盛岡市遺跡の学び館が2009年から不定期で開催しているもので、15日は盛岡市近郊の30代から70代の10人が参加しました。
挑戦するのは、およそ4000年前の縄文時代前期から使われていたとされるアケビのつるによるかご作りです。
参加者は固いアケビのつるを丸一日水につけて柔らかくしたものを9本を使い、スタッフの手を借りながら丁寧に編み込んでいきます。
参加した人たちは、太古からの知恵と技術に触れることで、昔の人々の暮らしに思いをはせていました。

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