JBLがスタジオ品質のマイク環境を実現するコンデンサーマイク『Quantum STREAM STUDIO』など3モデルを発表

ハーマンインターナショナル株式会社は、アメリカ カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド「JBL」より、コンデンサーマイク「Quantum STREAM」シリーズのフラッグシップモデル『JBL Quantum STREAM STUDIO』を含む計3モデルを順次発売する。

『JBL Quantum STREAM STUDIO』は3つのコンデンサーマイクモジュールを搭載しており、「単一指向性」と「無指向性」、さらに「双方向」「ステレオ」と4つの指向性をマイク本体底部のボタンで簡単に切り替えが可能。どの指向性を選択しているかは本体前面のアイコンでわかりやすく視認できる。

マイクについては、収音した際の音波をアナログ電気信号からデジタル信号に変換記録される際のサンプリングレートが192KHz/24bitと高く、より高精細にサンプリングできるため、滑らかな聴き心地のオーディオを実現。DRC(ダイナミックレンジコンプレッサー)を搭載しており、音声のゲインレベルをモニタリングして自動調整するため、常にバランスの良い配信や録音を提供している。録音レベルもLEDで視認が可能で、外部の衝撃やタイピング音などを吸収するショックアブソーバーを内蔵し、卓上から伝わる音を拾わないような仕様を施すなど充実した性能を誇る。

さらに、マイク使用時に最も使用頻度の高いミュートの切り替えは、本体天面をタップするだけで瞬時にオン・オフが可能。PCの画面上でミュート設定ボタンを探す必要もなく、直感的に操作できるほか、一般的な3.5mm出力端子を背面に搭載しているため、イヤホンやヘッドホンを接続できる。「卓上」での据え置き使用はもちろん、「三脚」と「ブームマイク」にも追加パーツなしで取り付け可能であり、用途や使用環境に合わせてストレスフリーにお使いいただけるのもメリットだろう。

ほかにもワイヤレスで場所を選ばず携帯できる『JBL Quantum STREAM WIRELESS』や、シンプルな設計のスタンドマイク『JBL Quantum STREAM TALK』という2つのコンデンサーマイクを追加でラインナップ。屋内外でのライブ配信はもちろん、ゲーミング、オンライン会議など、幅広いシーンで活躍してくれそうだ。

(文=リアルサウンド編集部)

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