Taishi Sato、自身の誕生日にダブルAサイド1stシングル「抱擁 / オネスティ」リリース

これまでプロデューサーとして数々のサウンドメイクの経験を積み、そのポップとディープを自在に操る手腕は、同業者をはじめ知る人ぞ知るプロップスを得てきたTaishi Satoが、自身の28歳の誕生日である2月21日(水)にダブルAサイド1stシングル「抱擁 / オネスティ」を、Tokyo Invaderよりリリース。

本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。

自身がライヴでもサポートを務めるODD Foot Worksでは、近年のバンドのディスコグラフィーの中でも一際強い存在感を放っている「ジュブナイルジャーニー」(2022年)、「I Love Ya Me!!!」(2022年)、「Love Is Money?」(2023年)、「あなたの走馬灯に出れたら」(2023年)のプロデュースを担当。

また、旧知の音楽仲間である有元キイチとのユニット、Zattaとしてもこれまで1枚のEPと1枚のフル・アルバムをリリースしているTaishi Sato。

そういった活動を経て、満を持してソロの音楽家 / シンガー・ソングライターとして独立した音楽表現をじっくり追求し、形象化してきました。そして、最初の2曲、「抱擁」と「オネスティ」をダブルAサイド1stシングルとして、世に送り出します。

「抱擁」は、2020年代然としたサウンドプロダクション / 音像の中でソウルとデジタルクワイアがビッグバンを起こすようにして破裂しながら融和し、その果てにまったく新しいポピュラーミュージックが浮かび上がります。自らの埋めようのない孤独を独白すると同時に、同じ強さで自らの魂を抱きしめるような極めて生々しく鮮烈な歌は、Taishi Satoという音楽家 / シンガー・ソングライターが何者であるか、その実像を証明します。音楽表現と向き合うことで自分はこんなにも矛盾を愛し、抱擁できるのだという、忘れがたい産声。

「オネスティ」は、プログラミングをベースにして制作された「抱擁」から一転して、ゲストミュージシャンによるギター、ピアノ、ドラムが交わる生楽器の繊細な質感を最大限に活かしながら、どこまでもヒューマニスティックな歌を編んでいます。真人間として生きていくことの危うさと脆さを認め、しかし、誰よりも真摯な表現者として生きていきたいと強く願っています。約5分間の中で、アンサンブルや幾重にも重ねられたコーラスとともにTaishi Satoのヴォーカルが豊潤に息づき、剥がれ落ちない色が付いていきます。シンガー・ソングライターになったからこそ作り上げることができた、自分の信念に対してエバーグリーンな歌で呼応するポップスとなっています。

© 株式会社シーディージャーナル