秋田退団の31歳MF三上陽輔が現役引退 「最高で最幸なサッカー人生でした!!」

引退を決断した三上陽輔[写真:©︎J.LEAGUE]

ブラウブリッツ秋田は15日、2023シーズン限りで契約満了となっていたMF三上陽輔(31)の現役引退を発表した。

三上は北海道コンサドーレ札幌の下部組織出身で、2011年にトップチームへ昇格。その後はカターレ富山、AC長野パルセイロでもプレーし、2020年には秋田へ完全移籍した。

秋田4シーズン目となった2023シーズンは、明治安田生命J2リーグで25試合に出場し2得点を記録。しかし、昨年11月に契約満了が発表されていた。

秋田の4年間ではJ2で80試合4得点、J3で6試合に出場。キャリアを通じてはJ1で2試合出場、J2で132試合13得点、J3で133試合19得点という成績を残している。

スパイクを脱ぐ決断をした三上は、クラブを通じてコメントしている。

「この度、プロサッカー選手を引退することを決断いたしました。これまで在籍させていただいたチーム関係者の皆様、共に戦った仲間達、ファン・サポーターの皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!」

「決して自分の思い描いたプロ生活ではなかったものの、たくさんの出会いや刺激的な毎日は、何にも変え難い素晴らしい経験となりました。僕のかけがえのない財産です」

「そして小さい頃から何不自由なくサッカーをやらせてくれて、どんな時も常に一番の味方でいてくれた両親、僕以上に僕に期待し続けてくれていたお兄ちゃん、本当にありがとう!」

「この世界で過ごしたこれまでの時間、出会い、全てに感謝しています。この財産を誇りに次のステージでも自分のペースで楽しく過ごしていきたいと思います! 最高で最幸なサッカー人生でした!! ありがとうございました!!!」

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