『ブギウギ』で視聴者をザワつかせていた藤間爽子の演技に称賛の声!

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、幼馴染役のタイ子を演じている俳優・藤間爽子《ふじま・さわこ/29》の演技に称賛の声があがっている。

先週の予告から、「タイ子ちゃん待ってました!」「尋常じゃない空気出してるけど何があった?」「みすぼらしい身なりになってるけど大丈夫?」と【タイ子ちゃん】がトレンド入り。

14日放送の第94回では、スズ子(趣里)がガード下で出会った靴磨きの少年・達彦が、実はタイ子の息子であったことから、突然の再会を果たした。しかし、タイ子は病気がちで寝たきりとなってしまっており、久しぶりの再会に喜ぶスズ子に対して、「スターさんには関係あらへん、施しを受ける義理はありません」と拒絶、昔とは豹変した姿を見せる。

そして本日放送の第95回、スズ子は、一人必死に靴磨きを頑張る達彦の力になりたいと、有楽町界隈を取り仕切る’夜の女’・おミネ(田中麗奈)に話を持ちかける。すると、ハイヒールを商売道具とする大勢の仲間達が、達彦の靴磨きに列を連ね、たくさんの売り上げを手にすることとなった。

スズ子の手助けと知ると「他人のあんたには関係ない」と突っぱねてしまうタイ子だったが、スズ子が語りだした幼少期からの思い出話に徐々に涙を浮かべ、閉ざしていた心を開いていく。

その姿に、視聴者からは「藤間爽子さん、やっぱりめちゃめちゃ上手いな」「タイ子役の藤間爽子さん、なんか独特の存在感がすごい」「藤間爽子さんの葛藤の演技に涙」「胸に迫る名演だった、もっと見たい」「藤間爽子氏とおしんの時の田中裕子氏が激似過ぎて、ファンになる」などと、称賛の声があがっている。

藤間爽子の祖母は、日本舞踊家・役者の藤間紫。6歳の時から舞踊を習い、7歳の時に初舞台を踏んだ。2021年には、三代目藤間紫を襲名している。今作の『ブギウギ』でも、美しく華麗な舞を披露し、彼女にしか出来ない類まれな演技が話題を呼んだ。

2017年に、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で役者デビュー。2018年には「半神」(脚本:野田秀樹、演出:中屋敷法仁)で、舞台初出演にして初主演を飾る。その後、創作コミュニティ劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」に所属、舞台や映像を中心に活躍の幅を広げる。芸能事務所・レプロエンタテインメント所属後は、日本テレビ「ボイスⅡ 110緊急指令室」(小松知里役)や、TBS系日曜劇場枠「マイファミリー」(鈴間亜矢役)、フジテレビ「silent」(横井真子役)など話題作への出演を続け、昨年には2度目の朝ドラ「ちむどんどん」へ、矢作知洋の妻・佳代として出演した。

出演作ごとに異なる顔を見せ、彼女にしか醸し出せない唯一無二の表情・雰囲気が、視聴者の心を鷲掴みにしている。次はどのような作品に出演するのか、どのような役柄を見せてくれるのか、今後の活躍も楽しみだ。

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