ユナイテッドがラトクリフ卿の到着で“運気”もアップ? マグワイア心酔「感銘を受けなかった選手はいない」

イギリス随一の実業家、ジム・ラトクリフ氏[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏。選手からの反応は良好だ。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨年末に発表されていたユナイテッドの株式25%取得が、この度プレミアリーグから正式承認されたラトクリフ氏。手続きが全て完了したわけではないが、いずれにせよ、今後は自身が束ねる『INEOS』でユナイテッドの男女チームおよびアカデミーを含めたフットボール事業全般を担っていく。

また、ここ最近は宿敵マンチェスター・シティ(シティ・フットボール・グループ)から敏腕ダイレクターのオマル・ベラダ氏を最高経営責任者(CEO)として引き抜くことに大成功。目に見えた成果が出るのはこの先だが、国内随一の実業家が引っ張るユナイテッドには期待も膨らむ。

どうやらラトクリフ氏の到着で“運気”も上がっているようで、ユナイテッドは株式取得が発表されてからの公式戦8試合で6勝1分け1敗。イングランド代表DFハリー・マグワイアはラトクリフ氏との初対面を振り返る。

「最初に選手・コーチ全員とのミーティングを開いてくれたんだ。彼(ラトクリフ氏)のプレゼン力に感銘を受けなかった選手はいないと思う。僕らがユナイテッドのために旅を続ける大きなモチベーションがその場で生まれた」

「新鮮なエネルギーがユナイテッドにもたらされた。間違いなくね。おかげで今はとてもエキサイティングな時期になっているし、彼がクラブを正しい方向へ導いてくれる確信が僕にはある」

マンチェスターで生まれ育ち、半世紀以上にわたるユナイテッドファンというラトクリフ氏。71歳と高齢だが、グレイザー・ファミリーと異なり、「愛するクラブのため」に精を出している。

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