甘酸っぱ~いイチゴ狩り 5月上旬まで、和歌山・御坊「観光農園ひだか」

温室内で赤く色づいているイチゴ(和歌山県御坊市名田町で)

 和歌山県御坊市内の観光農園で、イチゴ狩りが始まっている。同市名田町上野、国道42号沿いにある「観光農園ひだか」(原出幸典さん経営)は先代から30年以上続くイチゴ農家で、現在は「ゆめのか」「まりひめ」「紀の香」「はるひ」の4品種を約35アールの畑で栽培している。

 同園の温室内では赤く色づいたイチゴが実り、甘酸っぱい香りを漂わせている。従業員らが出荷用のイチゴを収穫したり、不要な葉を摘み取る作業をしたりしている。今季も例年並みに実っているという。イチゴ狩りは5月上旬までで要予約。

 同園は旅行会社を通じた京阪神方面からの団体客が多く、新型コロナウイルス感染拡大で低調だった客足も戻りつつある。すでにインバウンド(訪日外国人観光客)の団体客らが訪れたほか、みなべ町の南部梅林営業期間の立ち寄りにも期待しているという。

【お店情報】 御坊市名田町上野1336の2 料金(50分間、全て税別)は中学生以上2千円、小学生1600円、3歳以上の未就学児1200円、2歳以下は無料 電話0738.29.2348

地図「観光農園ひだか」

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