テイラー・スウィフトの恋人トラビス・ケルシーが映画プロデューサーデビュー!

テイラー・スウィフトの恋人トラビス・ケルシーが映画プロデューサーデビュー!(C)AFLO

テイラー・スウィフトとの交際で注目を集めているNFLカンザスシティ・チーフスのトラビス・ケルシーが、初めて映画のプロデュースを行う。バイデン大統領によるグリーン・タックスクレジットを使う最初の映画プロジェクトとなる。

Varietyによると、トラビスの映画界進出第一弾となる本作のタイトルは、『My Dead Friend Zoe(原題)』。アフガニスタン派兵を経験した退役軍人の女性を主人公にしたダークコメディで、カイル・ハウスマン・ストークスが監督を務める。

『スタートレック:ディスカバリー』のソネクア・マーティン=グリーンや『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』のナタリー・モラレス、『トップガン マーヴェリック』のエド・ハリス、『ショーシャンクの空に』のモーガン・フリーマンが出演し、この後3月9日にテキサス州オースティンで開催されるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)でお披露目される予定。

1000万ドル以下と低予算で製作された本作は、2022年8月に成立した「インフレ抑制法」に基づき資金を調達。クリーンエネルギー導入に伴い、税額控除が認められるというもので、これを売買することもできる。本作は、起業家マイク・フィールドがグリーンエネルギー事業で得たタックスクレジットで製作されており、この制度を活用して資金を調達した映画はこれが初めてだという。

トラビスは本作で製作総指揮を務めており、マイク・フィールドもプロデューサーとして参加。2人はこの後、1988年に亡くなった画家ジャン=ミシェル・バスキアのドキュメンタリー『King Pleasure(原題)』でも、この手法を用いる予定。同作はLizzoの元クリエイティブディレクターとして知られるクイン・ウィルソンがメガホンを取り、バスキアの資産管理会社と提携して製作されるそうだ。

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