フジテレビ系で3月13～16日の4夜連続で放送するスペシャルドラマ「恋愛戦略会議」（午後11：00。16日は午後11：10）に、白洲迅、草川拓弥（超特急）、水沢林太郎、岡田義徳が出演することが分かった。松下奈緒、牧瀬里穂、齊藤京子（日向坂46）、ゆうちゃみが演じる主人公たちが語り合うそれぞれの恋物語において、重要な役どころを担う。
「恋愛戦略会議」は、年齢も職業も価値観も違う倉持冬子（松下）、鶴見弥生（牧瀬）、麦田茜（齊藤）、早乙女乃愛（ゆうちゃみ）が、木暮豊（藤木直人）がマスターを務めるクラフトビールバーに集まり、お互いの恋愛を成就させるため、夜な夜な“戦略会議”を開くラブコメディーでありながら、ちょっと変わった“超”妄想型会話劇ドラマ。大好きなクラフトビールを飲みながら、恋愛迷子を脱するために戦略を練り、1話につき1人分の恋のストーリーを4夜連続で紡いでいく。
第1夜（13日放送）で白洲が演じるのは、冬子と同じマンションに住んでいる犬飼健斗。ある日、鍵を持たずにゴミ捨てに行ってしまった犬飼は、マンションのエントランスで中に入れずに困っていたところ、たまたま帰宅してきた冬子に助けてもらう。そして、互いに面識はなかったが、実は同じマンションの同じ階に住んでいたことが分かる。偶然の出会いから2人の恋は始まるが、犬飼は冬子が掲げる厳しい結婚の条件をクリアすることができる男性なのか？
白洲は「超妄想型会話劇ラブコメということで、くすりとしながら読ませていただきました。面白い撮影現場になるだろうなと楽しみになりました」と台本を読んでの感想を明かし、「弁護士を目指している青年なのですが、名前に犬が入っているのが、脚本家さんからのメッセージだと受け取っています（笑）。それくらい人懐っこい男です」と説明。さらに、「恋愛になかなか前向きになれない冬子さんの、恋愛スイッチをオンにできる存在になれたらなと思います。オムニバス形式で、4人の女性たちそれぞれの恋愛模様を描いていきます。笑ったり、共感したり…。気楽に見ていただいて、気付いたらのめり込んでいる。そんなふうに楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。
第2夜（14日放送）で、草川が扮（ふん）するのは、茜と同じ会社で働く憧れの先輩・種田颯太。種田は営業部で働く茜と同じフロアにある企画開発部に所属しており、容姿端麗に加えて社内外からの信頼も厚い敏腕社員だ。いずれは自分で会社を経営したいという向上心を持って働くなど、いつもキラキラしている姿に好意を寄せる女性は多い様子。茜自身は「自分は種田さんから名前すら覚えられていない」と自信なさげだが、当の種田は茜に対して意外な印象を抱いている。
草川は「初めて台本を読んだ時は、随所に“ワイプ”と書かれていて、二つの世界が同時で展開されていく新しいストーリーに、映像を想像しながら読むのが楽しかったです」と話し、演じる種田については「僕はなぜかスーツを着る役が多いのですが、今回はエリート好青年スーツ男です（笑）。お楽しみに。種田の第一印象は悪い人ではないけど、一部の同性からはねたまれることもありそうな人でもあるなと思ったので、自分なりにポジティブに変えていこうと意識しました。こんなにもスマートになんでもこなす人がうらやましいです」とのこと。加えて「4夜連続ドラマでございます。4日間毎晩ぜいたくで刺激的で新鮮な時間が味わえるかと思います。種田がエリートすぎるが故に、英語にも初挑戦してるので、お手柔らかに（笑）。ぜひ視聴者の皆さんも、お酒を飲みながらワイプメンバーの仲間入りをしてみてください」と呼び掛けている。
第3夜（15日放送）に、漫画家志望の女子大生・乃愛の彼氏“ムーたん”役で出演するのは、ファッション誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する水沢。乃愛と同じ大学に通うムーたんは漫画が大好きで、キャンパス内で友人に、コンクールに出品されたある作品について「これぞ未来のスター漫画家だ！」とそのよさを熱弁。その作品は、実は乃愛が描いたもので、ベタ褒めぶりを近くで聞き、うれしくなってしまった乃愛が、思わずムーたんに声をかけたところから恋が始まる。しかし、ムーたんには秘密があった。
ムーたん役に関しては、水沢は「演じる上で、嫌みなく見ていて楽しめるキャラクターになるように意識しながら演じさせていただいてます。初めて台本を読んだ時、前半部分ほとんどがイラストになっていることに驚き、僕自身も実際にオンエアを見てみないと分からない部分があるので、放送をすごく楽しみにしいています！」と期待を寄せつつ、「全4話の中で、特に第3話はコメディー部分が多いので、たくさん笑っていただけるとうれしいです。以前お世話になったスタッフさんも多くて、現場では伸び伸びと楽しく撮影しています。放送をお楽しみに！」とアピールしている。
第4夜（16日放送）では、弥生がかつて恋心を抱いた相手・森田優介役を岡田が担う。弥生が恋心を寄せていた森田は、弥生の息子が小学生の時に担任をしており、当時女手一つで子育てをしていた弥生にとって、いつも温かい言葉をかけてくれた頼れる存在だ。しかし、弥生の息子の卒業と同時に疎遠になった。しかし、最近飼い始めた愛犬を、弥生がトリマーとして働く店に連れて来たことで、偶然の再会を果たす。
大人の恋物語に登場する岡田は、「たくさんのすてきなお話の中に、自分が出演させていただくのは光栄だなという思いで、台本を読ませていただきました」と述べつつ、「本当に真面目で、優しくすてきな男性だと思います。それだからこそ、何か物足りなさもあるのかもしれません。そんな男性に見えたら幸いだと思いながら演じさせていただきました」と報告。続けて「この1話が、皆さまの恋愛の少しの手助けになればいいなと思います」と思いを伝えている。
