道の新年度一般会計予算案3兆215億円 3年連続減額 

道はきょう、新年度の予算案を発表しました。一般会計の総額は今年度予算を4.1%下回る3兆215億円で、3年連続の減額となりました。

鈴木知事「コロナ禍後初の通年予算。1年を通して北海道をより一層前に進めるための具体的な政策を盛り込みました」

次世代半導体の量産を目指すラピダスを中心とした半導体関連産業の集積や、DX・GX関連投資の促進などに137億円あまりを計上しました。厳冬期を想定した防災訓練や津波避難施設の整備、野生鳥獣被害対策など道民の命と暮らしを守る事業におよそ45億円を計上。ヒグマやエゾシカの駆除を担うハンター育成に向け、初心者向けの射撃研修や狩猟体験ツアーなどを行います。このほか、子育て環境の整備や地域医療・福祉の充実に479億円あまりが盛り込まれました。予算案は今月21日開会の定例道議会に提出されます。

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