きらら後継品種「そらきらり」紹介 道が農業新技術発表会

最新の農業技術や新品種の最適な栽培方法などを紹介する発表会がきょう、札幌で開かれました。農業研究機関が開発した栽培技術の普及などが目的で、道が開きました。今回、注目を集めたのは業務用米として人気のある「きらら397」の後継品種で、今年から本格栽培される「そらきらり」です。

中央農業試験場・小杉重順研究職員「収量が高くて生産者の所得向上に貢献でき、病気に強く農薬の使用量が削減できる、北海道農業の発展に期待が持てる品種」

一方、発表では肥料を過剰に使用すると倒伏したり、食味が落ちたりする可能性も報告されました。青色発光ダイオードを活用し、大豆の害虫被害を抑制する研究なども注目されました。

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