レネー・ラップ、仏パリ公演でビヨンセの「Daddy Lessons」をカバー

レネー・ラップが、カントリー音楽界に足を踏み入れようとしているビヨンセに明確な支持を示しているようだ。

現地時間2月13日に仏パリで開催された公演で、ラップはビヨンセが2016年にリリースしたカントリー・ソング「Daddy Lessons」を忠実にカバーした。

ラップは、バギージーンズにテハーノのアイコンであるセレナの顔が刺繍されたヴィンテージTシャツを着用し、アルバム『レモネード』に収録されている「Daddy Lessons」をフルで披露し、観客にもビヨンセのボーカル・リフを一緒に歌うよう呼びかけた。

このカバーは、カントリー・アーティストとしてのビヨンセのファンにとって幸運な時期に披露された。ビヨンセは、米ベライゾンの【スーパーボウル】のCMでの予告編に続き、現地時間2月11日の夜にサプライズでカントリー・シングル「Texas Hold 'Em」と「16 Carriages」を発表した。リリースから数日後、「Texas Hold 'Em」はカントリー・ラジオで放送され始め、ソニー・ミュージックは最終的にこの曲の音源をリリースした。

一方、ラップは現在【Snow Hard Feelings】ツアーのヨーロッパ公演に乗り出している。現地時間2月13日に開催されたパリ公演は、計10公演からなるツアーの公式なキックオフとなった。2月15日と16日にドイツで2公演を行った後、ラップはオランダ、ベルギー、そしてイギリスで公演を開催し、最終的に3月4日にアイルランド・ダブリンでツアーを締めくくる。ラップは今年、【コーチェラ】、【ボナルー】、【ガバナーズ・ボール】など夏の音楽フェスにも出演する予定だ。

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