桜の開花予想、宇都宮は3月24日 平年より早く ウェザーニューズ発表

 民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は15日、今シーズンの全国の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(3回目)を発表した。宇都宮市では平年より6日早い3月24日に開花を迎え、桜の名所として知られる市内の八幡山公園は同26日の開花を見込んでいる。

 ウェザーニューズによると、今年の桜の開花は、全国的に平年より早まる所が多いと見込まれている。予想の開花時期が最も早いのは東京で3月18日。次いで19日に福岡、20日に長崎、横浜と続く。

 関東甲信では2月下旬〜3月の気温は平年より高くなる。このため、開花が平年より早くなる所が多い見込み。

 一方、東日本と北日本を中心に記録的な早さで開花した昨年に比べると、全国的に同じか遅い開花となると予想された。宇都宮の昨年の開花は3月20日、八幡山公園は同24日だった。

 ウェザーニューズは「ウェザーリポーター」と呼ばれる全国の一般市民と連携した観察の取り組みや、桜の名所約1100カ所への独自取材、近年の統計や最新の気象データなどを分析して開花予想を出している。

 ウェザーニューズは全国の花見の名所1100カ所以上の開花予想を、同社のアプリや、ウェブサイト「さくら Ch」で公開している。

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