懲役12年の盛岡地裁判決が確定 岩手・奥州市 同僚男性集団暴行死事件で主犯格の男 期限までに控訴せず

2022年2月、岩手県奥州市の建設会社で同僚の男性を集団で暴行し死亡させたとして傷害致死の罪に問われた主犯格の男について、懲役12年とした一審の判決が15日、確定しました。

刑が確定したのは傷害致死の罪に問われた奥州市前沢の無職・佐々木明珠受刑者(34)です。判決によりますと佐々木受刑者は2022年2月21日、当時勤務していた奥州市前沢にある建設会社の事務所内で、他の男4人とともに同僚だった三田義朗さん(当時38)の顔や腹などに殴る、蹴るなどの暴行を加え、翌日に三田さんを死亡させました。
1月31日に開かれた一審の裁判員裁判で盛岡地裁は佐々木受刑者に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
14日の期限までに控訴はなく、15日付で判決が確定しました。

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