若者世代への支援が柱 2024年度県予算案提出 県立大授業料無償化など

兵庫県の2月定例議会が2月15日に開会し、若者世代への支援などを柱とした新年度予算案が提出されました。

兵庫県の2月定例議会は午前11時に開会し、斎藤知事が予算案の提案説明を行いました。

兵庫県の2024年度当初予算案は、総額4兆3018億円で、前の年を236億円上回り過去2番目の規模となりました。

斎藤知事は予算案を「若者・Z世代応援予算」と名付け、県立大学の授業料無償化や、高校生の海外留学費用の補助などの他、子育て世帯向けの県営住宅の供給など、「若者世代が輝く兵庫」の実現に向けた取り組みを強化しています。

(兵庫県 斎藤元彦知事)
「私は人口の絶対数が減る時代だからこそ、一人一人が輝き、個の力がみなぎる兵庫を創っていきたい。鍵となるのは未来を担う若者たちが可能性を広げ、存分に力を発揮できる環境づくりです。誰もが望む学びや働き方、暮らし方ができる、夢を持って生き生きと自分の物語を歩むことができる、そんな兵庫を目指します」

2月定例議会は、3月22日までの日程で開かれます。

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