食べて感じて「ベトナム文化に触れて」 17、18日に群馬県庁でベトナム交流祭

 ベトナムの文化を体験し交流を深めようと群馬県は15日、「ぐんまベトナム交流祭」を17、18の両日、県庁1階県民ホールで開催すると発表した。ベトナムの正月「テト」をテーマに、料理や雑貨販売、文化体験を通じベトナム文化を発信する。今回で6回目。

 正月料理「バインチュン」やフォー、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」、ビーフンを販売する。民族衣装「アオザイ」の試着体験や書道体験もある。ステージでは伝統舞踊や武術を披露するほか、テトを祝う獅子舞が登場する。

 昨年末時点で県内在住のベトナム人は約1万4000人となり、国・地域別でブラジルを抜き最多となった。

 山本一太知事は15日の定例会見で「交流祭を通じ、ベトナムとの友好の機運を一層高めたい。この機会にベトナム文化に触れてほしい」と話した。

 入場無料。午前10時半~午後6時(18日は同4時)。

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