「10億円当選」信じた10代男性が電子マネー4万6000円分騙し取られる 山口・岩国

山口県岩国市に住む10代男性が「10億円が当選した」とのインターネット上の表示を信じ、電子マネー4万6000円分を騙し取られる詐欺事件が発生しました。

岩国警察署によりますと、1月末ごろ、岩国市居住の10代男性がタブレット端末でインターネットを閲覧していたところ、「10億円当選しました」とのポップアップが表示されたということです。

興味を持った男性は、当選金の申請担当者を名乗る人物とSNS上でメッセージのやりとりを開始しました。

すると相手から「当選金を受け取るには手数料が必要」と言われ、話を信じた男性は2月3日~12日の間、岩国市内のコンビニで4回にわたり計4万6000円分の電子マネーを購入。コード番号の写真をSNSで送信し、騙し取られました。

男性から相談を受けた同居家族が警察に通報して詐欺と分かったもので、警察は「高額の当選金がもらえるというのは詐欺の手口」と注意を呼び掛けています。

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