日経平均〈史上最高値〉が射程圏内に…454.62円高の「38,157.94円」で取引終了【2月15日の国内株式市場概況】

2024年2月15日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月15日の国内株式市場では、朝方から半導体関連株が相場をけん引。日経平均株価は終日堅調で、前日比454.62円高の38,157.94円となりました。これで、1989年の12月(大納会)に記録した史上最高値38,915.87円まであと757.93円となっています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが114銘柄、値下がりが110銘柄、変わらずが1銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、バンダイナムコHD〈7832〉、ソニー〈6758〉、エーザイ〈4523〉、凸版印刷〈7911〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は20億1,000万株、売買代金は5兆4,919.61億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、保険業、機械、石油・石炭製品、ゴム製品、不動産業などが上昇した一方、鉱業、パルプ・紙、繊維製品、その他製品、陸運業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がセグエグループ〈3968〉で+300円(+26.98%)の1,412円、2位がミツバ〈7280〉で+300円(+26.93%)の1,414円、3位が三井海洋開発〈6269〉で+500円(+22.36%)の2,736円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がエイチワン〈5989〉で-150円(-17.42%)の711円、2位がマーケットエンタープライズ〈3135〉で-150円(-15.35%)の827円、3位がバンダイナムコホールディングス〈7832〉で-471円(-15.11%)の2,647円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは121銘柄、年初来安値を更新したのは72銘柄でした。

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