自民党の派閥パーティーをめぐる問題で、安倍派に所属する山本順三参議院議員が、15日、政治資金収支報告書に記載していなかったキックバックを訂正しました。
山本議員は、先月に都内で開いた会見で、2018年に22万円、20年に34万円、21年に2万円、それぞれノルマを超えたパーティー券の売り上げ分について、キックバックを受けたと明らかにしていました。
山本議員の事務所によりますと、このうち、20年の34万円については派閥からの寄付金として収支報告書を訂正したということです。
また、2018年の22万円は保存期間を過ぎ訂正できないものの、2019年分の収支報告書に繰越金として処理し、21年の2万円はその他の寄付金として記載したということです。