福井県にある夢が詰まった「工事看板」が話題に 発注者の名前に心躍る人が続出

完成後の光景が気になってしまう「工事看板」がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@seaside_amieさん。

当ポストは2024年2月11日時点で3万1000件を超えるいいねを集めており「戦略室ってワクワクする」「こんなの初めて見た」と多くの反響が寄せられています。

記事後半では、話題となった看板の事業の予算案についても紹介します。

※投稿された写真は【写真3枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「ご迷惑をおかけします」から始まる工事看板の内容が話題

出所:@seaside_amie

「この工事看板、めっちゃ夢がある」

そんなコメントとともに投稿されたのは、一枚の写真でした。写っているのは「ご迷惑をおかけします」の文言から始まる、工事の看板。

内容をよく読んでみると…。「恐竜ロボット等の設置作業をしています」という、なんだか楽しそうな内容が記されています。

さらに下には「恐竜エリア拡大プロジェクト」「恐竜ロボット制作・設置業務」の文言。一体どんな恐竜ロボットが完成するのだろうかとワクワクしてきます。まさに「夢が詰まった工事看板」と言えそうですね。

担当部署名や具体的な工事内容に「ワクワク」を覚えた

出所:@seaside_amie

看板を目にしたときの心境について、@seaside_amieさんにお話をうかがいました。

はじめは、「新幹線関係の工事でもしているのかな?と思ってぼんやりと看板を見た」という@seaside_amieさん。

続けて「工事内容がやけに具体的で面白く、工事エリアや福井の担当部署の名前にワクワクを覚えてしまいました」と、心が踊ったことを教えてくれました。

Xでは「恐竜戦略室」に反応する人が続出

思わず二度見してしまいそうな工事看板。写真が投稿されると、ポストには3万件を超えるいいねが集まりました。

ポストには「展示物とかじゃなくて、恐竜ロボットってわざわざ書くの、ユーモアあって好き」「株式会社ココロさんの制作物、本当に生きてるみたいに動くんですよね」などの感想が続出。

さらには発注者の「恐竜戦略室」という文言にワクワクする人が続出し、「強い」「ここで働いてますって言いたい」といった声も集まっています。

この工事看板、めっちゃ夢がある。 pic.twitter.com/0dwDs3BQJV

— seaside (@seaside_amie) January 26, 2024

JR福井駅周辺に「多様な恐竜コンテンツ」の整備を進めている

ここからは「恐竜エリア拡大プロジェクト」について紹介します。

福井県では来県者に『恐竜王国福井』をPRするとともに、恐竜を活かして賑わいの創出を図る目的で、福井駅の周辺に多様な恐竜コンテンツの整備を進めているとのこと。

恐竜ロボットの増設のほか、駅周辺を観光案内する恐竜コンシェルジュ、恐竜の映像が立体的に浮かび上がる3Dホログラムデスプレイといった、さまざまなコンテンツを設置予定だそうです。

なお関連予算については、2022年度2月補正予算案と、2023年度当初予算案に合わせて「6億2504万円」を計上したとのことです。

福井県にある「福井県立恐竜博物館」に足を運んでみては

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「夢が詰まった工事看板」を紹介しました。

出所:@seaside_amie

投稿主の「@seaside_amie」さんは、今回ご紹介した看板のほかにもXで、旅の記録や心に響く景色などを多数投稿されています。気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、福井県交流文化部魅力創造課では、県の魅力の向上に関する業務や「福井県立恐竜博物館」に関する業務、恐竜を活かした施策の企画・推進に関する業務を行っているそうです。

福井県立恐竜博物館には、恐竜全身骨格などの化石標本や、迫力たっぷりの復元模型の展示などがおこなわれています。恐竜博物館常設展観覧料は、個人1000円、団体800円(いずれも一般料金)となっています。

参考資料

  • @seaside_amie
  • 福井県立恐竜博物館
  • 福井県 交流文化部魅力想像課
  • 福井県 報道発表資料 恐竜エリア拡大プロジェクト 恐竜コンテンツの一部完成による現地説明会の開催

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