【北海道東川町】全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」代表審査委員決定のお知らせ 全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」の代表審査委員として写真家の野村恵子氏が就任することが決定しました!

1994年に北海道「写真の町」東川町で始まった全国の高等学校写真部日本一を決める大会「全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」」は今年31回目を迎えます。この度、第1回大会(1994年)から第30回大会(2023年)まで、30年もの長きにわたり審査委員長を務められた立木義浩氏が、30回大会を最後に勇退されたことに伴い、後任として2024年の第31回大会より、写真家の野村恵子氏が代表審査委員という形で就任することが決まりました。

野村恵子氏プロフィール

兵庫県神戸市生まれ。
同志社女子大学英文科中退、大阪ビジュアルアーツ専門学校卒業。卒業後、渡米。LA, Santa Feのワークショップにて写真を学ぶ。ベトナムをテーマにした初の展示で1997年に「コニカプラザ新しい写真家登場」年間グランプリを受賞。1999年に沖縄をテーマにした写真集「DEEP SOUTH」を発表。同名の写真展を渋谷パルコギャラリーにて開催。同作品にて、日本写真協会新人賞、2000年に東川賞新人作家賞を受賞。人物や風景から滲み出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚から力強く紡ぎ出された作品が高く評価された。俳優を撮り下ろした写真集や取材撮影に関わる本も多数出版されている。2019年、写真集「Otari-Pristine Peaks 山霊の庭」により、林忠彦写真賞を受賞。個展の開催は40回を超え、グル-プ展も国内外で多数参加。2022年ポーランドより写真集「Melody of Light」刊行。その他の写真集も多数刊行されている。現在、沖縄を拠点に活動中。2023年より非営利の写真教育団体「New Photographer‘s Okinawa U-30」の代表も務めている。

野村恵子氏より代表審査委員就任にあたりコメント

この度、写真甲子園の代表審査委員に就任させていただきました。私は2000年に第16回写真の町東川賞において新人作家賞をいただいたこともあり、東川町はとても思い入れのある場所です。そして、ここから始まる写真甲子園で、高校生の皆さんが写し撮る、それぞれの地域のことや、それぞれの暮らし、その思い、いまこの時代と、しっかりと向き合っていきたいと思います。皆さんとその写真との出会いを、今からとても楽しみにしています。

全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」とは

1994年に北海道「写真の町」東川町で始まった全国の高等学校写真部日本一を決める大会全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」は、全国の高校写真部・サークルに新しい活動の場や目標、そして出会い・交流の機会を提供し、高校生らしい創造性や感受性の育成と活動の向上をもって、学校生活の充実と特別活動の振興に寄与することを目的とした大会です。
全国の高校写真部・サークルなどから、共同制作による作品(組写真)を募集し、初戦審査会(1回戦)での作品審査、全国11ブロック毎に行われるブロック審査会(2回戦)でのプレゼンテーション審査によって優秀校18校を選抜し、本戦大会開催地である東川町に集結し、東川町・美瑛町・上富良野町・東神楽町・旭川市を撮影フィールドに同一条件下でチームワークを発揮しながら作品を制作し、高校写真部の全国一を目指します。

写真甲子園の最新情報はこちら

写真甲子園2024の初戦応募は2月下旬から開始となります。
皆様からのご応募お待ちしております。

第30回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2023」オフィシャルサイト

© ソーシャルワイヤー株式会社