“6月中旬並み”も…季節外れの暖かさ続く 全地点で今年最高気温更新 観光客も驚き 福島

15日も、福島県内は南風の影響などで気温が上がり、浜通りでは20℃を超え、4月中旬から6月中旬並みの季節外れの暖かさとなりました。

15日朝のいわき市小名浜。暖かな陽気に誘われて、多くの人が訪れていました。朝から気温が上がり、散歩をする人も思わず…。

いわき市の女性「(上着は)暑くて脱いじゃいました。今はとっても暖かいので散歩日和。2月とは思えない」

15日の県内は、高気圧に覆われて南からの温かい空気が流れ込み、30の観測地点すべてで、今年一番の暖かさとなりました。広野で22℃、いわき市山田で21.5℃など、4月中旬から6月中旬並みの気温となり、まさに季節外れの1日となりました。

一方、会津若松市の鶴ヶ城。観光客も驚きの暖かさだったようです。

郡山市から来た男性「会津の方は結構寒いと聞いて着込んできたんですけど、本当もう春の訪れというか、すごい暖かくて、暑いくらいです」

15日夜遅くからは前線や低気圧の影響で、会津と中通りを中心に雨が降るところが多くなる見込みです。気象台では、積雪が多い地域でのなだれや屋根からの落雪に注意を呼びかけています。

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