タカの一種「ノスリ」から鳥インフルエンザウイルス 死亡率高い「高病原性」と確定 野鳥の監視を強化 岩手・久慈市

岩手県久慈市で回収された野鳥のノスリから高病原性鳥インフルエンザが検出されました。今シーズン県内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは初めてです。

高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは県が2月8日、久慈市長内町で回収した野生のノスリ1羽です。県が行った簡易検査では陰性でしたが遺伝子検査のため検体を国立環境研究所に送ったところ、15日、高病原性鳥インフルエンザが検出されました。
今シーズン県内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは初めてです。
これを受け環境省は野鳥が見つかった場所の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定しました。県では重点区域内に飛来する野鳥の監視を強化します。

© 株式会社アイビーシー岩手放送