東海道新幹線で荷物を運ぶ「即日配送サービス」開始へ 東京~名古屋・東京~新大阪間に「東海道マッハ便」

JR東海は、東海道新幹線を使った荷物の「即日配送サービス」を始めることを明かしました。

JR東海が新たに始める「東海道マッハ便」は、東海道新幹線こだま11号車にある業務用スペースを活用し、東京~名古屋間もしくは東京~新大阪間で運用されます。

1回あたりダンボール40箱ほどを輸送できるということです。

JR東海は、新幹線を使った輸送サービスの実証実験を2020年から行っていて、今回のサービスを使えば、東京の医薬品を大阪の病院にその日のうちに届けたり、午前中に名古屋で作った和菓子を午後に東京駅構内の店で販売することができるようになります。

サービスは、ことし4月以降の開始を想定しているということです。

物流業界を巡っては、ことし4月からトラックドライバーなどの残業時間が規制される「2024年問題」で、モノがこれまでのように運べなくなる可能性が指摘されていますが、JR東海は「解決の一助となるよう少しでも貢献できれば」としています。

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