マカオの公立病院が3T-MRI装置を新規導入

マカオの公立総合病院・仁伯爵綜合醫院に新規導入された3T-MRI装置(写真:SSM)

 マカオ政府衛生局(SSM)は2月15日、マカオの公立総合病院・仁伯爵綜合醫院(通称:山頂病院)に3T-MRI(3テスラ磁気共鳴画像診断装置)を新規導入し、このほど稼働を開始したと発表。

 同局では、今回の新装置導入によって、外地での検査に依存することなく患者の状況をより詳細に把握でき、より正確な診断につながるほか、スキャン時間も短縮されるため検査中の患者の恐怖感も軽減されると期待を示した。

マカオの公立総合病院・仁伯爵綜合醫院に新規導入された3T-MRI装置(写真:SSM)

 同局によれば、同院では1998年からMRIを導入しており、医療検査需要の増加を受けて今回の新装置導入を決め、専門医と高級衛生技術員へのトレーニングを進めてきたとのこと。

© 大航海時代新聞出版社有限公司