19歳ホープ持ち味発揮 オリックス内藤、負傷乗り越え

セガサミーとの試合で左翼フェンス直撃の適時打を放つオリックス・内藤=宮崎

 今キャンプ最初の対外試合で、ホープが持ち味を発揮した。オリックスの19歳、内藤は宮崎市で行われた社会人のセガサミー戦で2安打1打点。「しっかり真っすぐをはじけている。状態がいい」と語った。

 日本航空石川高からドラフト2位で入団した昨季は5月に左膝を負傷。手術と長期離脱を経て、無意識に患部をかばう癖が残った。これを払拭するため、あえて左膝に体重をかけて体を動かしているという。九回には内角速球を捉え、左翼フェンス直撃の適時打とした。

 課題も浮かんだ。右前打で出た五回は投手からのけん制でアウト。「打つだけでは試合に出られない」と猛省した。

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