広島カープは、いよいよ、15日から1軍沖縄キャンプがスタート。
小宅世人 アナウンサー
『しゃ!』、まるで 伊東平 先輩のように “筋肉ウォッチ” をしたくなるような肉体です。コザしんきんスタジアムの前には「勝利の像」があるんです。さきほどまでいたスタンドからスタジアムの前に移動してきました。
まだ、お客さんがずらっと柵に沿って並んでいるんです。さっきまで練習していた選手たちが、これからバスに乗って帰っていくのを今か今かと待っています。楽しみにしているわけなんです。
沖縄キャンプの初日、実戦形式の練習でバッターボックスに入った中では唯一の複数安打を放ったのが、きのう14日、侍ジャパンに初めて選出された 田村俊介 選手でした。
本当にスイングを見ていても、軽く振っただけなのに外野フェンスの手前まで飛んでいくようなバッティングが魅力的でした。その田村選手にさきほど、アツアツの情報を聞いてまいりました。
広島カープ 田村俊介 選手
「日南のときと変わらずに、しっかり自分のタイミングでやれているかなとは思います。1打席目はバスターだったので、自分の中でちょっとタイミングが遅かった結果、逆方向だったなっていう感じがありました」
「2打席目はまっすぐを前で自分のポイントでとらえられたかなと思いました」
「これから試合も入ってくるので、シーズン開幕、スタメン開幕1軍ってところを目標にこの沖縄でしっかり仕上げたいなと思っています」
ー 侍ジャパンのメンバーに入った意気込みを。
「すごい経験をさせてもらえると思うので、いろんな球団のすごい方がやっぱり集まる場所なので、いろんなことを聞いて、自分でレベルアップできる場所にしたいなと思っています。ジャパンになったからって変えるんじゃなくて、しっかり自分らしいスタイルでやりたいなと思っています」
小宅世人 アナウンサー
沖縄キャンプ初日ですが、もう若鯉のイス取りゲームは始まっています。アツアツです。田村選手は、侍ジャパンに行ったらヤクルトスワローズの日本を代表するスラッガー・村上宗隆 選手にスイングについて聞いてみたい、そんな話もしていました。代表だったら、それが実現しますからね。
そして、きょう、スタンドにはこんな姿もありました。高校生なんですが、実はその視線の先にいるのが日本代表・坂倉将吾 選手でした。
実はこの生徒さんたちは、日大三高の坂倉選手の後輩の高校生たちなんです。修学旅行で沖縄まで来て、この会場、コザしんきんスタジアムまで先輩を見るために足を運んだと。高校生たちに話を聞くと、あんな軽いスイングで飛んでいくってのがとんでもないなというふうにびっくりしていました。
坂倉選手にお話をうかがうと、つながっているわけではないんですけど、後輩がこうやって練習している風景を見に来てくれるっていうのはとってもうれしいことだというふうにおっしゃっていました。
そして、侍ジャパンについて。坂倉選手は、「ちょっと人見知りな性格なので、話したい選手はたくさんいるんだけど、自分からはちょっといろいろ聞いたりするのは難しいかもしれない。できれば話しかけてほしいな」っていうふうに話しました。そんなところにも坂倉選手の人柄が見えると思います。
まだ、沖縄キャンプ1日目が終わったところですが、アツアツの初日でした。わたしもきょう、おいしい沖縄料理を食べて、あすの取材に備えたいと思います。
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
仕事を終える気、満々でしたね。
中根夕希 キャスター
小宅さんが一番アツアツのテンションで臨んでいます。
青山高治 キャスター
伝えたいことがあふれていました。侍ジャパンも楽しみです。
コメンテーター 吉宗五十鈴 さん(「雪月風花」店主)
そうですね。きのう、田村選手が選ばれたので、検索して、しっかり見ていました。少ない出番の中で成績を残されて評価されていたんですね。
青山高治 キャスター
しかもカープから5人も選ばれて…
吉宗五十鈴 さん
めっちゃうれしいです。
青山高治 キャスター
修学旅行生のみなさんとっても自分たちの先輩・坂倉選手が練習しているのを修学旅行先で見られるのも非常にいい思い出になったんじゃないですか。
中根夕希 キャスター
また活躍してほしいです。