1.飼い主さんの寝相が悪い
猫が飼い主さんのそばで一緒に寝てくれないのは、もしかしたら飼い主さんの寝相の悪さが原因になっているかもしれません。
飼い主さんが何度も寝返りを打ったり大きないびきをかいていると、猫は落ち着いて寝ることができません。
さらに、過去に飼い主さんと一緒に寝ていて手や足が当たったり、押し潰されそうになった経験がある場合は、恐怖心から飼い主さんのそばで寝ることを避けるようになるでしょう。
そのほか、布団に入って来た猫が愛おしすぎて執拗に触ることも、猫が安心して寝られない要因のひとつになりますので注意が必要です。
2.苦手なにおいがする
猫が飼い主さんのそばで寝てくれない理由のひとつとして「苦手なにおいがする」という理由が挙げられます。
嗅覚が優れている猫は、人間には良い香りと思えるものでも猫にとっては苦痛になることがあるのです。
香水の香りや柔軟剤、お部屋の芳香剤などの匂いが嫌で飼い主さんと一緒に寝てくれない可能性も考えられます。
さらに、飼い主さんのシャンプーやボディークリームの香りも、猫には強く感じてストレスになってしまう可能性もありますので気を付けたいところです。
3.飼い主さんに心を許していない
飼い主さんに心を許していないことや信頼関係がないことも、猫が飼い主さんと一緒に寝てくれない理由として挙げられます。
寝ている間は無防備な状態になりますので、心を許した相手でないと一緒に寝ることはないでしょう。
「愛猫と一緒に寝たい」と考えている場合、日頃からたっぷりとコミュニケーションを取るなど、猫に安心してもらえるような信頼関係を築くことが重要です。
猫が「飼い主さんは安心できる人だ」と心を許してくれたら、自然と一緒に眠れるようになるのではないでしょうか。
その日を心待ちにして猫のお世話に注力し、たくさんふれあいの時間を作って信頼関係を築いていきましょう。
4.自立性が高い
自立性が高く精神的に大人な性格の猫は、飼い主さんに甘えて一緒に寝ることは少ないようです。
もともと猫は、仲間たちとともに群れを作って行動する動物ではないと言われています。その名残もあり、誰かに依存したりべったり甘えたりすることなく、寝るときもひとりで寝ることが当たり前になっている猫も存在します。
また、猫が狩りをしていた時代は、何事も自分で考えて自分の意志で行動していたため、誰かに無理強いをされることが苦手です。
そのため、たとえ大好きな飼い主さんであっても、抱っこなどで無理やり寝床に連れて行って一緒に寝ようとすることを嫌がります。
猫と一緒に寝たい場合は、猫の方から近付いてきてくれるのを根気強く待つことが肝心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、猫が飼い主さんのそばで一緒に寝てくれない理由についてお話しいたしました。
猫が一緒に寝てくれない場合は、寝室や寝具、飼い主さんの寝相やいびきの有無に至るまで、猫にとって不快な要素がないか今一度確認してみてください。
猫との信頼関係がないことで一緒に寝てくれない場合は、日頃からたくさんスキンシップを取ったり猫のお世話をしっかりしてあげることで、猫に信頼されて一緒に眠れるようになるかもしれません。
猫がそばで寝てくれたら、ついモフモフしたくなりますが、優しく撫でる程度に抑えて幸せを噛み締めながら一緒に寝てあげてくださいね。
