新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は15日、県内358カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。5～11日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は11.01人で前週に比べ3.60人減り、13週ぶりに減少した。
報告された患者数は全県で3941人。定点医療機関当たりでは厚木保健福祉事務所管内で21.26人と高水準だった。横浜市は9.59人、川崎市は11.40人、相模原市は11.44人、政令市以外の県域は12.30人だった。
14日時点の入院者数は1329人（前週比64人増）で、うち重症者は18人（同9人減）だった。
また、同期間の季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が27.78人で、前週に比べ2.62人増えた。
報告された患者数は全県で9944人。定点医療機関当たりでは茅ケ崎市管内（50.27人）、川崎市（37.03人）、平塚保健福祉事務所管内（35.36人）、厚木保健福祉事務所管内（31.95人）で警報レベルの30人を超えた。横浜市は26.47人、相模原市は25.05人、政令市以外の県域は25.55人だった。
