ロンドンの郊外鉄道の名称の1つに、イングランド女子代表の愛称が採用された。イギリス『インディペンデント』などが伝えた。
【動画】新たな愛称とカラーが採用されたロンドン・オーバーグラウンド
市内やロンドン近郊を走る鉄道、ロンドン・オーバーグラウンドは、2007年の開業以来、9つの路線が運用されている。ネットワーク拡大は同時に複雑さも招き、必要な路線の把握が困難になったとも。一部の乗客からは路線図を「オレンジ色のスパゲッティの塊」と揶揄されるほどになった。
利便性向上を目的に、路線目を6つにまとめて愛称を用い、それぞれに路線カラーが割り当てられることとなった。15日にロンドンのサディク・カーン市長が各愛称を発表。うち1つにイングランド女子代表の愛称である"ライオネス"が採用された。
2022年に女子欧州選手権(ユーロ)決勝でドイツを下し、初優勝の地となったウェンブリー・スタジアム。ここを通るユーストンとワトフォード・ジャンクションを結ぶ路線を、代表の栄誉を称え、ライオネス・ラインと命名。なお、カラーは黄色が割り当てられた。
なお、ライオネス以外の愛称はそれぞれ、ミルドメイ(青)、ウィンドラッシュ(赤)、ウィーバー(栗色)、サフラジェット(緑)、リバティ(灰色)となっている。