ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェスはステップアップを考慮…「来季については何も約束できない…」

ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェス[写真:Getty Images]

ビッグクラブの関心を集めるベンフィカのポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)が、今夏の移籍の可能性を示唆している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

2016年に国内屈指の名門ベンフィカの下部組織に加入したネヴェスは、174mcの守備的MF。ポルトガル代表世代別代表の常連であり、ベンフィカの下部組織でもそのポテンシャルを発揮していた逸材は、2022年12月末にファーストチームデビュー。以降はロジャー・シュミット監督の信頼を勝ち取り、クラブのプリメイラ・リーガ制覇に貢献した。

さらに、今シーズンは完全にレギュラーポジションを掴み、ここまでの公式戦35試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。昨年10月のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦ではポルトガルのA代表デビューを飾っている。

サイズを含めフィジカル面では伸びしろを残すものの、卓越した戦術眼、パスセンスに加え、機動力、決断力によってボールを奪い切る、高い守備能力を有しており、将来を嘱望される万能型だ。その逸材に対してはマンチェスター・ユナイテッド、バイエルンを始め多くのビッグクラブがすでに強い関心を示している。

現行契約が2028年までで、契約解除条項は1億2000万ユーロ(約193億8000万円)に設定されており、移籍に向けてのハードルは低くないものの、選手自身は今夏のステップアップを除外していない。

15日に行われるトゥールーズとのヨーロッパリーグ・プレーオフ初戦に向けた公式経験に出席したネヴェスは、「すべての試合、すべてのトレーニングセッションでベストを尽くしたい」とベンフィカへの敬意を示した一方、来シーズン以降の残留に関して明言を避けている。

「来年もベンフィカに残る? 来シーズンについては何も約束できない」

「現時点での僕の願いはベンフィカに残ることだけど、その後はどうなるか、それは誰にも分からない」

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