春を呼ぶ奇祭 『勝山左義長まつり』とは?日程・時間は?見どころは?アクセス・駐車場は?

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勝山左義長まつりとは

〜勝山の冬の風物詩~勝山左義長まつり~

勝山左義長まつりは奥越に春を呼ぶ祭りと言われています。なんと300年以上開催されているんです。毎年2月の最終土曜日・日曜日の2日間にわたり行われます。市内には12基の櫓があり、演者たちが櫓の上で三味線、笛や太鼓に合わせておどけながら一日中演奏し、踊り唄います。日曜日の夕方には、市内の弁天緑地で「どんど焼き」が行われ、無事祭りが終わったことや一年の五穀豊穣や鎮火を祈願して正月飾りなどに点火され、燃え上がる炎を見守り2日間の祭りが幕を閉じます。

左義長まつりスケジュール(日程・時間・場所)

日程:2024年2月24(土)・25日(日)

時間:2月24日(土)13:00~ 一番太鼓(立川区やぐら)

2月25日(日)20:00〜 どんど焼き点火(弁天緑地)

場所:勝山市街地 本町周辺

各地区のお囃子の演奏時間や休憩時間、櫓の場所などはイベントページをご確認ください。

祭り期間中の見どころはたくさん!笑顔あふれるお囃子を楽しもう

各区の櫓で演者の浮き太鼓や三味線などの演奏が行われます。市街地のあちこちから聞こえてくる音色に引き込まれてしまいます。演奏の他に作り物の展示やスタンプラリーなどイベントが盛りだくさん。笛の技術を競う子どもばやしコンクールも開かれます。

櫓(やぐら)での演奏パフォーマンスは必見!

注目すべきは演奏だけではありません。演者たちが身にまとう赤い衣装にご注目。北陸の冬空に見事に映える色合いです。どんど焼きの炎のように、また花街にいた若者が芸者の服を着て太鼓を叩いたからとも言われています。そんな華やかな衣装を着ながら、ひょうきんなお面を被って踊っている演者もいますのでぜひ櫓でのパフォーマンスを見てみてください。

とってもキュートな『作り物』と『絵行燈』の展示なども見逃せない

作り物は農機具や台所用品など身の回りにあるものを使って表現します。絵行燈も作り物も手が混んでいて見るほどに見入ってしまいます。面白いですよ。

勝山左義長では世界の話題、世相を風刺した川柳を詠み、絵行燈で面白くおかしく表現するという風習があります。行燈の絵は地元の住民たちが丁寧にひとつひとつ手作業で描いています。また、コロナ禍で開催されていなかったスタンプラリーも2024年から復活します。勝山郵便局前の本部などで、スタンプラリー台紙をゲットして、各地区を巡って商品をゲットしましょう。

お祭りのフィナーレは『どんど焼き』

日曜日の午後8時から、市内の弁天緑地にて神明神社で採火されたご神火が各地区のご神体へ点火されます。皆で五穀豊穣と鎮火を祈りながら見守り、フィナーレを迎えます。燃え上がる炎は迫力があり見ごたえがありますよ。夜までご都合のつく方はぜひどんど焼きまでご覧ください。

アクセス・駐車場は?

アクセス

車でお越しの場合 中部縦貫自動車道 勝山ICから車で約10分

電車でお越しの場合 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 勝山駅 下車 徒歩約10分

駐車場

勝山市役所、教育会館、ジオアリーナ、奥越特別支援学校、ゆめおーれ勝山

まつり当日は道路の通行止めや交通誘導が行われていますので、案内にしたがって安全にお越しください。

まとめ

冬の奥越前を彩る勝山左義長まつりは、毎年2月最終土日に開催されます、300年以上の歴史がある、春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」にぜひいらしてください。お待ちしております。

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