小山の「絹ふれあいの郷」にドッグラン 市が試験運用 道の駅思川でも予定

市が試験運用するドッグラン

 【小山】市は梁の「絹ふれあいの郷」にドッグランを設置し、3月3〜来年3月31日に試験運用する。

 現在、市内では約8600頭の飼い犬登録がある。犬の運動不足解消や飼い主同士のコミュニケーションの場をつくるため、市は将来的にドッグランの本格運用を検討している。既存施設に併設することで、施設の活性化も図る。

 ドッグランの敷地面積は約385平方メートルで、東西が最長43メートル、南北が最長12.5メートル。高さ90センチ程度のフェンスで囲い、出入り口は2重扉を設ける。

 終日利用可能で、利用料は無料。簡易構造のため、利用は小型犬、中型犬に限定する。開設期間中、利用者にアンケートを行い、本格運用に向けたニーズの把握にも努める。来年4月以降の運用はアンケートも踏まえた上で検討するという。

 ドッグラン整備は市民の関心が高く、市が2022年度に実施したアンケートでは85%が「ドッグランは必要」と回答した。新年度は道の駅思川でもドッグランの試験運用を予定している。

市が試験運用するドッグラン

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