『おっパン』葛藤と波乱の第3ステージに突入 翔役・城桧吏が語る自身の“アップデート”

By TV LIFE

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

原田泰造が主演を務める土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)より、第7話の注目シーンと沖田翔役を演じる城桧吏のコメントが到着した。

昭和のおっさん・沖田誠(原田泰造)と共に登場人物全員が価値観をアップデートしていくハートフルなホームコメディ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。前回の放送では妻として、母として支える美香(富田靖子)の感情が爆発。しかしそれが家族の団結につながるきっかけとなり、翔(城桧吏)を含む4人で食卓を囲む感動の結果となった。

一歩ずつアップデートを続ける沖田家にSNS上でも「美香の気持ちにすごく共感できる」「家族4人で食卓囲む日が来るなんて泣けた」「今回は神回だ」などの声が続出。しかし一方で大地(中島颯太)と円(東啓介)の葛藤に切なくなったり、誠のオフィスで新たに昭和気質の最強偏屈男・古池(渡辺哲)が現れたりで波乱の予感が漂う『おっパン』の今後に注目が集まる。

第7話(2月17日(土)放送)では、引きこもりがちだった翔がついにやりたいことを見つけ、前向きに歩み始める。一方、誠の職場である銀杏事務機器リースでは偏屈な昭和男・古池正則が不適切発言を連発し、大混乱を招く。誠がある気付きを得る第1ステージ、家族と向き合う第2ステージを経て、第3ステージに突入した『おっパン』は果たしてどんな展開を見せるのか。

第7話 注目シーン

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

「メイクの勉強がしたい」とやりたいことを見つけ学校にも前向きに通い出した翔。ある日、同級生の男の子や女の子と仲良く話している翔の姿を目撃した誠は、翔がその子たちに好意を寄せていると思い何気なく言葉をかける。
「父さんは、翔が誰を好きでもいいと思う」
しかし、その言葉に翔は…

「どうして…どうして誰かと仲良くしてると、すぐに好きとか、付き合ってるとか考えるの?」
「僕はただ一緒にいたい人と一緒にいて、話をしたりいろんなことを教えてもらったりしたいだけなのに」

誠の勘違い発言に思わず言い返す翔。
誠は自分がまだまだアップデート半ばであることを痛感することに。

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

自分自身に悩み、とても繊細な心情を抱えた翔だが、演じる城は実際の家族との関係はどのような感じなのか。城桧吏が家族からかけられて心に残っている言葉は何か、聞いてみた。

「最近、『スマホばかり見ているなら弟のことを見てあげて』と母に言われてハッとしました。幼い弟と何かできる時間は今しかないので大切にしたいなと。その言葉を母に言われてからは、弟に『遊んで』と言われたら遊びますし、弟に宿題を教えてあげたり、答えの丸つけもしてあげています。今では、弟や家族との時間は限られているものだと思って大切にしています」。

第7話 ストーリー

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

家族4人で食卓を囲むことができた沖田家。ひとつの大きな壁を乗り越えた誠(原田泰造)だったが、職場では戦国時代の合戦場のような緊迫した空気が立ち込めていた。誠の先輩に当たる昭和世代の古池(渡辺哲)の言動に、部下たちがピリついていたのだ。そんな中、部下たちから念願のランチに誘われる誠。しかし、そこは阿鼻叫喚の地獄絵図で…。
一方、息子の翔(城桧吏)は同級生のメイク女子・香梨奈(並木彩華)のおかげでようやく“自分のやりたいこと”を見つける。それはメイクアップアーティストへの道。母・美香(富田靖子)と姉の萌(大原梓)には相談したものの、まだ誠には言えないでいる翔。そんな翔に野球部の長谷川(坂上翔麻)がある質問を投げかける。「沖田ってゲイなの?」
大地(中島颯太)は大地で悩んでいた。恋人で獣医学部の先輩でもある円(東啓介)が獣医師試験を受けないつもりだというのだ。大地と一緒にいるための選択らしいのだが、そんな円に大地はいつもの前向きさを失い…。それぞれの悩みが交錯する『おっパン』ステージ3が幕を開ける。

番組情報

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(全11回)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分

出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲/松下由樹、富田靖子

企画:市野直親(東海テレビ)
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム (LINEマンガ)
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「Dancing Dreamer」 4-CaraT(RISING RECORDS)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
演出:二宮崇、室井岳人、加治屋彰人
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、古林都子(The icon)、渋谷未来(The icon)
制作:東海テレビ The icon

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