エンジェルスのキャンプ、記者が50人から3人に「大谷翔平のいないチームへの期待は低い」と地元メディア嘆くも、オホッピーやサンドバルらは気合い十分

ロサンゼルス・エンジェルスは2月14日に春季キャンプをスタートさせた。チーム専門メディア『Halos Today』は「ショウヘイ・オオタニのいないスプリングトレーニング。エンジェルスはページをめくろうとしている」と報じた。

米アリゾナ州テンピで行なわれているエンジェルスのキャンプには、2017年以来、7年ぶりに大谷翔平の姿がない。

その影響は明らかで、同メディアは「これまで50人いた記者が3人しかいなかった。オオタニのいないエンジェルスへの期待は低い」と記しながらも、「チームは新しいことを始める準備をしている」とキャンプの様子を伝えた。

そんななか、ローガン・オホッピー捕手は「トレーニングができてうれしい。私たちはみんな、全力で取り組んでいるよ」と語った。

エンジェルスの23年の成績は73勝89敗。14年以来となるプレーオフ進出はまたしてもかなわなかった。
オホッピーは、「昨年の嫌な後味が、まだ口の中に残っているのは間違いない。あの悔しさはチームの誰もが忘れていない。きょうがキャンプ初日だけど、チームメイトとはオフの間も連絡を取り続けて、今シーズンに向けて話し合ってきた。それは正しい軌道に乗っていると思う」と、今シーズンにかける思いを口にした。

一方、パトリック・サンドバル投手は、「この1か月で、たくさんの選手がやってきた。雰囲気はいいね。みんな働く準備ができている」とコメント。続けて、「今年はキャンプを見守る人たちの様子が、“何らかの理由”で少し違っているように思うな」と、大谷の退団によるメディアの注目度の低下にも触れた。

構成●THE DIGEST編集部

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