行動災害防止へ 「1分体操」紹介 神奈川労働局・大会

神奈川労働局(木塚欽也局長)は2月5日、転倒・腰痛災害防止大会を西公会堂(横浜市)で開催した。管内の介護事業場における優良事例発表に続き、関東労災病院治療就労両立支援センターの内間康知主任理学療法士が、手軽に実践できる「1分チェック体操」を紹介した(写真)。身体づくりと身体機能のチェックを同時に行える。

体操はもも上げや前屈など6つの運動で構成する。もも上げ運動では、膝が肘に着くまで高く上げるのがポイント。膝が着かない場合、日頃から足が上がっておらず、つまずきやすい身体であることが分かるとした。

内間主任は、体操を継続させるためには、「朝礼後に体操を行うなど業務の流れに取り込むことが効果的」と助言した。

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