動植物園の日常をのぞき見!のんほいの窓【2024年2月号】レッサーパンダとエランドが新たに仲間入り!たくましく元気いっぱいな姿をチェック

愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常や季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!

2023年12月から2024年1月にかけて、レッサーパンダとエランドを仲間に迎えたのんほいパーク。元気いっぱいな新しい仲間たちが、ますますパークを盛り上げてくれそうです♪今回は、この冬に仲間入りした動物たちの様子をご紹介します。

静岡市立日本平動物園からレッサーパンダがやってきた!

新しい環境に慣れてきたのか、落ち着いた様子で放飼場を歩き回るレッサーパンダのガオガオ

オスのレッサーパンダ・ガオガオ(8歳)が、静岡市立日本平動物園からやってきました。以前のんほいパークにいたオスのショウショウ(6歳)とは兄弟で、その風貌や飼育員に足をかけてエサを欲しがる食いしん坊なところがよく似ているのだとか!

静岡市立日本平動物園内で食べる竹の量がNo.1だったというガオガオ。来園直後から、エサの竹をもりもり食べる姿が見られているようです♪

レッサーパンダのガオガオはたくましくも繊細な性格!?

2024年1月にのんほいパークに仲間入りしたガオガオは、同じく1月に静岡市立日本平動物園へ引っ越したショウショウの兄です。これまでショウショウがメスのリーファ(5歳)との繁殖に取り組んできましたが、うまく繁殖につながらずペアを組み換えることに。

兄弟ともあって凛々しい顔立ちがよく似ていますが、目の上のはっきりとした模様や立ち上がると分かるがっしりとした体格の良さはガオガオの特徴です。リーファとの顔合わせはこれからですが、リーファは音や気配からショウショウとは違うオスの存在に気づいているかもしれません。

繊細で優しい性格のガオガオは、2019年に子どもを1頭もうけています。今後はリーファとの赤ちゃん誕生を期待したいですね!

エランドのビスコが群馬サファリパークから仲間入り!

2023年12月に群馬サファリパークから引っ越してきたオスのエランド・ビスコ(5歳)。来園直後から落ち着いた様子で、すぐにエサを食べ始めるなど物怖じしない性格なのだそう!ペレットや乾草、枝葉をもぐもぐ食べる食欲旺盛な姿に注目です。

エランドがスタジオジブリ作品のキャラクターのモデルに!?

立派な体格と太い角を持つエランド。オスはメスよりもひと回り大きい

オス・メスともに、根本付近で回転してねじれたような形の角を持つエランド。別名オオカモシカとも呼ばれています。

そんなエランドには、スタジオジブリ作品の『もののけ姫』に登場するヤックルのモデルになったという説があるのをご存じでしたか?迫力はありつつも愛らしい表情を見せる姿は、どことなく似ているかも!?

群馬サファリパークでは、スイギュウやシマウマと過ごしていたビスコですが、のんほいパークではキリンと一緒に過ごすことに。ゆっくりと生活に慣れてもらうため、放飼場で姿を見られるのは春ごろになる予定です。新たな仲間と元気に過ごす姿を見るのが今から楽しみですね♪

新たな発見を求めて、のんほいパークへ遊びに行こう!

のんほいパークの仲間に加わったレッサーパンダとエランドは、少しずつ新しい環境にも慣れてきた様子。動物たちの暮らしを間近に見ることで、その生態や特徴など今まで気が付かなかった新たな発見があるかもしれません。

パークを訪れた際は、ぜひ新しい仲間たちにも会いに行ってみてくださいね!

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)公式HPをご確認ください。

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