【大阪】岡山と島根を結ぶ特急「やくも」の新型車両が大阪駅でお目見え!

岡山と島根を結ぶ特急「やくも」に約40年ぶりに新型車両が登場。4月6日(土)から営業運転を開始します。

そんな新型車両を、一足早く見ることができる見学会が大阪駅で開催されるということで、早速取材に行ってきました。

「やくもブロンズ」に輝く車体 4月6日(土)デビュー

大勢のファンに見守られる中、大阪駅の10番乗り場に特急「やくも」が到着。ホームは熱気と歓声に包まれました。

出典:リビング大阪Web

「山陰らしさ」にこだわった外観。宍道湖(しんじこ)に沈む夕陽の色、たたら製鉄の炎の色、大山から登る朝陽の色、銅色の屋根瓦といった4つのカラーをベースに作られた「やくもブロンズ」というオリジナルカラーが輝いていますね。

早速車内へレッツゴー。沿線地域の自然と風土をイメージした車内は、落ち着いた雰囲気でくつろげそう。しっかりとした硬さと安定感のあるシートで座り心地も抜群です。1号車にはグリーン席とセミコンパートメントが設置されており、2号車から4号車は普通席のみとなっています。3号車には、企画段階であがった「今のやくも号はトイレ以外で席を立つことができない」という意見をもとに、長旅の途中に気分を変えられるよう、休憩ができるフリースペースを設置。

出典:リビング大阪Web

この日、約65倍の倍率を勝ち抜いた350人の参加者が乗り心地を体験しました。「普通車でも広々としたスペースで旅を楽しめるね」「グリーン車の乗り心地が最高! テーブルのスライド部分もご飯が食べやすくてちょうどいい」と興奮冷めやらぬ様子。ちなみに新型車両では、新たに開発した「車上型の制御付き自然振り子方式」を取り入れ、快適な乗り心地を実現しているのだそう。

出典:リビング大阪Web
出典:リビング大阪Web

車内チャイムとして、山陰地方発の人気バンド「Official髭男dism」の楽曲が流れると、「ヒゲダンだ!」と子どもたちは大はしゃぎ。終始、参加者の笑顔と興奮に包まれ盛り上がった見学会でした。

今春の運転開始が今から待ちきれませんね。

詳細は、Webで https://www.jr-odekake.net/railroad/yakumo/

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