ダイナミックな技術を学びました。15日、島根県松江市の専門学校で浜田市の冬の味覚アンコウを使った「吊るし切り」の特別授業が行われました。
講師の実演
「せーのっ」
吊るされたのは、冬の味覚「アンコウ」です。
浜田市で水揚げされたもので、重さは10キロを超えます。
15日、松江栄養調理製菓専門学校で、アンコウの「吊るし切り」を学ぶ特別実習が行われました。
この学校では浜田市と連携協定を結んでいて、全国有数の水揚げを誇る浜田のアンコウの認知度向上などを目的に、毎年、実習を行っています。
料理講師として全国で活躍する近藤一樹さんが、豪快に捌きながら学生らにその技術を伝えました。
講師 近藤一樹さん
「ほれほれほれほれ、オーマイガッ」
取り出されたのは、特に栄養価が高いとされる「あん肝」。
濃厚な味覚で、海のフォアグラとも呼ばれています。
脂の乗った肉厚な身や、やわらかい皮などもふんだんに入れ、完成したのは、なんとも贅沢なアンコウ鍋!今が旬の極上の1杯です。
学生
「皮がプルンプルンで初めて食べる食感でした」
学生
「アンコウにびっくりしました」
学生らは地元が誇る食材に触れ、その味覚を堪能していました。