新潟胎内市が建設業者2社を指名停止 新発田地域振興局の官製談合事件で有罪判決、別の1社は停止期間を延長

 新潟県胎内市は2月15日、県新発田地域振興局発注の工事入札を巡る官製談合事件で、関与した建設業者幹部らに1月29日に有罪判決が出たことを受け、建設業者2社を指名停止し、1社の停止期間を延長すると発表した。

 指名停止としたのは、元常務取締役が有罪となった小野組(胎内市)と、元専務取締役が有罪となった延本建設(胎内市)。期間はいずれも8月14日までの6カ月間。

 元常務取締役が公競売入札妨害の容疑で逮捕されるなどしたことを受け、2023年10月30日から6カ月間指名停止にしている岩村組(新発田市)は、元顧問に有罪判決が出たことなどを受けて停止期間を10月29日までの1年間に延長した。

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