RevComm、AIによる自動ラベリング機能をリリース 通話ビッグデータのアセット化に貢献

RevCommは、「分析力のMiiTel」から「伴走するMiiTel」への進化に向けた機能強化の第3弾として、AIによる応対メモの自動ラベリング機能をリリースした。これにより、発話されたキーワードに基づいてAIが自動で通話データをラベリングし、通話ビッグデータのアセット化に貢献する。

これまでMiiTelでは、通話終了後にユーザー自身が事前に設定した応対メモにチェックマークをつけることで通話のラベリングを行っていた。これにより、通話データを「通話の結果別」などに分類し、「成約につながった通話の傾向」「断られた際の傾向」の抽出を可能にしてきた。

一方、ユーザーの応対品質(NGワードの発話、フィラーの多さなど)や顧客の反応(ポジティブな評価の声が上がっているなど)に関するラベリングはユーザー自身での判断が難しく、「良い通話」「要注意の通話」を自動で抽出し、イネーブルメントに活かすことには課題があった。

今回リリースしたAIによる自動ラベリング機能では、発話されたキーワードによって応対メモが自動でラベリングされる。ユーザーの応対品質や顧客の反応による自動ラベリングが可能となり、確認すべき通話のピックアップやユーザーごとの特性抽出に貢献する。

顧客の課題とその解決方法(例)

▼インサイドセールス

課題:確認すべき項目が漏れており、十分なヒアリングができていない。

自動ラベリング機能で実現できること:必須のヒアリング項目のワードを網羅できた場合、「ヒアリング完了」の自動応対メモを付与。「ヒアリング完了」ラベルの有無により、ヒアリングの網羅性を担保できているかどうか判断できる。

▼コールセンター

課題:オペレーターの応対品質を向上させたい。

自動ラベリング機能で実現できること:NGワードが発話された場合、「NGワード出現」の自動応対メモを付与。Slack通知やメール通知などの機能を活用することで、「NGワード出現」のラベルがついている要注意の通話を可視化・通知し、オペレーター自身による改善を促進する。

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