「大きな勝負の年になります」長崎が下平隆宏の監督就任を発表。カリーレ前監督らへの違約金等の請求も

V・ファーレン長崎は2月15日、下平隆宏ヘッドコーチが新たにトップチーム監督に就任することを発表した。Jリーグ登録手続きが完了次第、2月24日に行なわれるJ2開幕戦・藤枝MYFC戦より指揮を執る。なお、今回の決定に伴い、倉石圭二トップチームコーチがヘッドコーチに就任する。

新指揮官はクラブの公式サイトで、以下のようにコメントを発信した。

「このたび、監督に就任することになりました下平隆宏です。2024シーズンはクラブにとって大きな勝負の年になります。クラブの緊急事態にも関わらず強化部を始め、クラブスタッフ、選手たちがこの状況を必死で乗り越えようと準備を進めております。

沖縄キャンプでも大きな混乱なく良い準備ができたと手応えを感じています。ここからさらにチームの結束力を高めて、J2優勝、J1昇格を成し遂げるためにチーム一丸となって戦いますので熱いサポートのほどよろしくお願いいたします」

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また同日にクラブは、ファビオ・カリーレ監督及びスタッフとの契約終了を伝えた。カリーレ監督及びレアンドロコーチ、デニスコーチ、セザールコーチからの契約破棄に伴う違約金等の請求に関して、国際サッカー連盟(FIFA)への提訴が完了したことも報告した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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