Yomna Ehab Jana Choukeir
[ドバイ 15日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、アデン湾で15日にバルバドス船籍の貨物船に対するミサイル攻撃を行ったとの声明を出した。
標的となった貨物船「リカビトス」は英国所有だとした。ロンドンやギリシャ・アテネ、中国・大連に拠点を持つヘリコン・シッピングが管理している。
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は同日、イエメンのアデン港から東へ約85カイリの海域で、船舶の近くで爆発があったとの報告を受けたと明らかにしていた。
英海上警備会社アンブレイはアデンから東へ約100カイリの海域で同船に爆発物が衝突し、船体が軽度の損傷を受けたとした。
乗組員にけがはないという。
アンブレイは、フーシ派が同じ日に複数の船舶を標的にしており、複数回攻撃された船もあるとして、他の船舶に注意を促した。