中国大ヒット時代劇「宮廷の諍い女」、放送から12年間スキャンダルなしが話題に―台湾メディア

中国で2011年から12年にかけて放送され大ブームを巻き起こしたドラマ「甄嬛伝」。清朝・雍正帝の後宮を舞台に、スン・リー(孫儷)演じる甄嬛ら妃嬪が繰り広げる争いを軸に描いた宮廷愛憎劇で、日本でも13年に「宮廷の諍い女」のタイトルで放送され人気を集めた。

同作に関連し、台湾ニュースメディアの中天新聞網は13日、「放送から12年、スキャンダルが発覚した出演者が1人もいない」ことが中国本土のSNS上で話題になっていると伝えた。

記事によると、SNS上では、その理由として「出演者に女性が多いため、不倫などのキャラクターが崩壊するようなネガティブなニュースが出にくい」ことが挙がっているという。

SNS上では、「甄嬛伝の座組は真面目な役者ばかり。ファンがとても多いいわゆる『流量明星』はいないから」「男性役者が多かったら、お蔵入りになっていたかも」などのコメントも寄せられたという。(翻訳・編集/柳川)

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