テニス=ブルックスビーの出場停止処分が13カ月に短縮、居場所情報違反

[15日 ロイター] - テニスの不正監視機関、国際テニス・インテグリティー・エージェンシー(ITIA)は15日、ドーピング検査の居場所情報に関する規則違反により18カ月の出場停止処分を科していたジェンソン・ブルックスビー(米国)に対し、処分を13カ月に短縮したと発表した。

22歳のブルックスビーは12カ月間に3回のドーピング検査を欠席したため、昨年10月に処分を受けた。

ブルックスビー側がスポーツ仲裁裁判所(CAS)への控訴手続きで検査欠席に関する新たな情報を提出し、ITIAがそれを再評価した結果、以前の判決時よりも過失は低いとの判断に至った。

これにより、同選手の処分は昨年2月4日から今年3月3日までに変更となる。当初は2025年1月4日までだった。ブルックスビー側はこの決定を受け、CASへの提訴を取り下げた。

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