山形市の旧暦初市が15日、同市の文翔館前広場で始まった。同広場向かいの旧県民会館跡地ではキッチンカーマルシェも開かれ、昼時には近隣で働くビジネスマンなどでにぎわった。
旧暦初市は縁起物の団子木や木工品などを扱う13店が出店し、商売繁盛に御利益がある市神神社の御旅所(おたびしょ)も設けられた。マルシェは市が中心市街地のにぎわい創出を目的に、跡地で新市民会館の建設に入るまで用地の一部を貸し出す取り組みとして初開催し、キッチンカー7台が集まった。
訪れた人たちは団子木などを手にキッチンカー前に列を作り、ラーメンやおにぎりなどを味わっていた。
両イベントとも16日まで。旧暦初市は村山地区お祭り商業協議会(会長・矢野秀弥山形商工会議所会頭)、マルシェはやまがた冬の芸術祭の一環として実行委員会が主催した。